母の死、そして出産

妊娠





出産が目前となった9月、癌で闘病中の母が亡くなりました。

母が亡くなった日の夜も、ショックから発作が置きかけたのですが、病院から処方してもらった薬と、併用して通い始めたパニック障害専門の整体があるのですが、そこで指示された栄養療法などにより、なんとか以前のような大発作はあれ以後は、今日まで起きてはいません。

母は私が出産目前に亡くなったので、長男や妹の子供達など孫をとても愛する母だったので、出産まで持たなかった事、次男の顔を見られなかった事が、私も悲しいですが、母本人が一番無念だった事と思います。

私もいよいよ出産目前となり、計画分娩の日にちも決定し、遂に入院の日となりました。

入院して直ぐにおしるしの出血もあり、順調にお産は進むものかと思いました。

まず、腰に管をいれて無痛分娩の際の麻酔をいれる硬膜外麻酔がとても恐ろしかったのですが、なんとか助産婦さんに手を握ってもらいながら終わり、

そこから子宮口を開きをみていくのですが、子宮口が4センチから全く進まず、また途中で無痛分娩の麻酔の装置が壊れて陣痛に一晩苦しみ(せっかくの無痛分娩なのに)、更にはいたるところから聞こえる他の妊婦さんの悶絶の苦しみを訴える声に私も心が痛くなり、色々な意味で恐怖も増し、普通分娩はやはり大変だと思いました。

なんとか麻酔の装置も麻酔科医が対応しましたが、無痛分娩の最中は水分も食べ物も一切口に出来ず、喉がどうしても乾いたら、うがいで喉を濡らす事しか産まれるまで出来ないのですが、
そんな事で喉の乾きは収まらず、飲まず食わずが2日を経過した時には、気持ち的にもおかしくなり、甘いものがとにかく食べたくて仕方がなく、あのような妙な感覚も産まれて初めてのものでした

そんな中、突如医師が何人もかけつけ、助産婦も大騒ぎでかけつけてきました。

次回は緊急帝王切開による分娩について記載します