大発作

妊娠
underexpose of the headache women hand hold the forehead, medicine recovery concept

臨月もさしかかった8月後半、私は突如大発作に見舞われました。

天井も左右の壁も自分にどんどん押し迫ってくる感覚というのでしょうか
自分がなくなって押しつぶされて消滅してしまうような息苦しい感覚で、目をつぶるだけでも、なにか見えてないと目の前に壁があるような感覚で、気が狂って押しつぶされそうな感覚になるのです。

また、こんな事を書くのは次男に申し訳なく、大批難を浴びてしまう覚悟でも書きますが、大きいいつも苦しいお腹もどうにかしてしまいたい、辛くてたまらない、辛いのはいつも後期は辛いのですが、本当にお腹だけ取ってしまいたい、それもどうにもならない事にまた気が狂いそうになり、とにかく錯乱状態で一睡もその日は出来ませんでした。

というのも、次男妊娠前から、本当に軽い症状ではあり、日常生活に支障はない程度でしたが、軽いそのようなものはありましたが、本当に自分自身がどうにかなってしまいそうな恐ろしい感覚は初めてでした

救急車を呼ぼうと思ったのですが、夜中は精神については救急でもみてくれる病院もなく、日中の診察でも基本は完全予約制、予約しても何日も先という現状でした。

ネットでくまなく探し、やっとの思いで後日、即日見てくれる総合病院の精神科をみつけ、仕事の主人に無理をいって一緒に来てもらいました。

病院の待ち時間も幾度となく襲ってくる息苦しさが怖く、やっとの思いで診察してもらい、安定剤を処方してもらいましたが、これが妊娠後期だったからまだしも、まだこれから体が形成される初期だったらどうしようかと思いました。

それ以来私は、自宅でも窓を開けていないといられなくなり、外出先でも、窓のない所は常に汗と恐怖が止まらない状態になりました。

このパニック発作から、出産の恐怖もまた強くなり、
長男の分娩室もそうでしたが、次男出産の際に窓のない分娩室だったら、、
ただでさえ大変な出産に発作が起こったら、、とこれまで通っていた産科に相談した所、
「申し訳ないが、うちの病院ではあなたの症状は対応出来ない。紹介状を書くから、精神科医も常にいて、緊急の対応も24時間しっかりしているもっと大きい大学病院に転院して下さい」と言われ、妊娠後期でまさかの大学病院転院になりました。

私がパニック発作を起こしたのは、これといった確定した原因はまだわかりません。

ですが、以前とある人に執拗に嫌がらせをされたトラウマや、母の癌による苦悩、主人本人は全く悪くないのですが、これまでの以前のボロボロな異性関係や、前夫との離婚のトラウマなどによるものから現夫に対しての言いようもない不安感など、様々な要因から来ているのかもしれません

次週では、転院となった総合病院での出産について記載します